「世界で唯一のブランドになろう!」

コミュニケーション

他にない商品やサービスを事業にされている御会社なら、それをいかに世の中に伝えるかを考えるだけでいいはずです。外資メーカーはよくCMで『唯一の…です!」と断定して訴求していますが、日本のメーカーはなかなかできない。日本では法規や業界規定に抵触するため「唯一の…」「…だけ」といった断定表現はほぼ使えないのが実情です。だからonly oneが日本メーカーにはないように見えてしまいます。

ただし例えば商品において、目に見えない手で触れる所までデザインしてる、出荷前に全数特別な試験を行なっているとか、なかなか知られざる良いポイントがあったりします。アフターサービスもそうです。とあるお店はサービスで差別化して他の店舗より高い価格でお客様に買っていただいています。個性を持った社長や社員もブランドの一つです。

その全てに隠れた独自性がきっとありますと書きましたが、逆の言い方をすると、横並び機能の差別化と価格だけで商品を考えずに、会社や事業、商品、人を見つめ直し、どうせ他もやっているんだろうとは思わずに、世の中に広く知られていないことを伝える努力をすることが大切だと考えています。

同質化競争から離脱するブランドコンセプト構築の第一歩は自分の環境を見つめ直して発見することだと思います。発信手法はあの手この手、顧客次第でいろんな選択肢があるものです。

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