三浦洋一 自己紹介

社会人としてのスタートは超音波診断装置のエンジニアでした。松下通信工業に入社して6年間シーメンスのOEM商品の設計・開発を行いましたが、当時、松下電器グループ内で人材交流のオープンチャレンジ制度があり、宣伝事業部で人材募集をしていた時、

新しい世界にトライしたくなって心機一転、畑違いの職場に飛び込みました。

周りはデザイナー出身の方々が多く、右も左もわからない環境で、新聞・雑誌の制作業務に取り組み、ますはB2B商品、プロオーディオ、監視カメラシステムやPCの広告制作などを手がけました。

転機になったのは携帯電話の市場開放キャンペーン。一気に市場が拡大し、数十億の予算でのマスコミ宣伝を行うことになり、経験も少ない私が思いも掛けない金額の予算を動かすことになり、毎日、1本の新規広告企画を仕上げるという、今から思うと無茶な状況で、連日のように深夜作業を行なっていました。上手くいくとか行かないとか、レビューするいとまもなく、心も体も酷使した時期です。そんな時に上司に言われてショックを受けた言葉が「お前がいなくとも仕事は回る。どう良くするかがお前の仕事だ」でした。こんなに頑張っているのに、なんてことを言うのかと少なからず心外でしたが、経験を重ねるうちにその一言の真意が分かってきたように思います。そんな時代が10年ほど続き、その後、

松下電器のNatinalブランド商品、白物家電を担当するようになりました。家電でもエコを意識するようになった頃、2003年からNのエコ計画がスタート。当時、担当も私一人で数千万の予算でしたが、年次ごとに拡大して最大では50億を超える予算規模のエコナビキャンペーンに発展、パナソニックを代表するキャンペーンとなり、環境ブランドNO.1を確立するまでに至りました。

2008年秋日本国内パナソニックブランド統一キャンペーン総合ディレクションも行いました。「松下電器もナショナルもパナソニックへ」日本全国から1000社を超えるマスコミ各社が集結するプレス発表企画・演出を手がけました。Hallo Panasonic!マスコミ宣伝企画・制作、ナショナルの店からパナソニックショップへ、専門店ビジョン再構築、店頭一新ツール制作&展開も行いました。ひとつの時代が終わり、マスコミ宣伝のピークも陰りが見え始めたころだったように思います。

Panasonicも宣伝事業部を解体、マーケティング本部体制に移行して、商品企画から市場導入までの一貫したストーリーで宣伝活動も検討するようになり、新製品の1年半まえから商品検討会に参画し、どのように市場導入するかを意識したコミュニケーション活動を手掛けていきます。以下のようなキャンペーンを推進してきました。

・2009年~暮らしに合わせて最適なエコを考える「エコナビ」キャンペーン:エコナビ商品定義立案、エコナビ認定会議事務局設立、白物家電、AVC、照明、電動自転車、住宅設備まで国内外商品へ順次、発展し市場導入。

・2009年~「エコナビ商品1台で1本の植樹を!」キャンペーン:国際NGOと連携、世界中のエコスクールと植樹活動を推進。世界70カ国で累計500万本植樹実施。

・2012年~スマート家電商品企画&キャンペーン企画、推進:エアコン、冷蔵庫、洗濯機、レンジ、炊飯器、健康機器などをスマートフォンやクラウドサービスと繋ぐ、スマート機器群の商品企画、サービスコンテンツ、マスコミからWEB、店頭、PRまで、アプライアンスでは国内初の統合キャンペーンを立ち上げる。

・2013年 熟年層に向けたJコンセプト商品企画&コンセプト立案:2014年から市場導入。

そしてまた、転機が訪れます。日本国内で行なっているコミュニケーション活動を海外にも広げたいという経営幹部の意向により、

海外マーケティング本部に異動となりました。

不慣れな英語を猛然と学習しながら、IFAなど海外国際展示会では、プレスカンファレンスのブランド発信やキー商品紹介(白物大型家電、調理小物、ビューティ、ビルトインキッチン等)の社長スピーチ原稿制作、展示会場コンテンツ制作、デモ企画と推進を海外メンバーと協同しながら行いました。グローバル統一の家電ビジョンコンセプトや憧れの商品企画・戦略の立案を行い、異文化メンバーとどのように合意形成していくか、試行錯誤しながらの日々でした。

様々な転機を松下電器、ナショナル、パナソニックで経験をしてきましたが、いずれにしても同じ会社、一社で33年以上、勤めたことになります。いよいよ還暦も近づき、

これは私の性分なのか、また新しいことのチャレンジしたくなります。その頃は早期退職制度があって、定年まで2年を残した時期に定年扱いで退社。その後スタートアップのセブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ株式会社に入社して、

世界初、全自動衣類折りたたみロボットの事業企画・営業・マーケティング・コミュニケーションを担当することになりました。スタートアップ企業としてゼロからの商流(受注から発送、アフターサービスまで)構築を行い、富裕層向け高付加価値商品の事業計画、マーケティング・コミュニケーション戦略立案と推進を行います。ただし、開発に15年の時間と100億という投資を行った、この世界初商品は世に出ないまま終わりました。開発が完了せず、資金調達に行き詰まったためです。

いろんなことのチャレンジしてきた私ですが、まだまだできることがあると思って今日に至ります。何をしたいか、それがあればやりたいことに必要な知識を学びつつスキルが自ずと身についていくものです。これからも続く・・・という気持ちです。

ここまで読んでいただいたみなさまといつかどこかでお会いできることを願っています。では、また!

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